去る12月4日(木)の午後、長野5組主催による、真宗大谷派ご門徒の皆様を対象とした声明講習会が、市内上横田町の長稱寺様にて行われました。妙勝寺からも3名のご門徒様にご参加いただき、坊守および釋裕之の5人が参加して参りました。全体では30名程の皆様のご出席だっと思います。講師には奈良井にある専念寺ご住職藤井義信師を迎え、正信偈の唱え方と正信偈の内容、さらには念仏和讃の三淘による唱え方についてご教授をいただきました。
講義では、ご住職の柔らかい暖かな話術のもと、正信偈の由来と内容、唱えるうえでの留意事項について、まずお話をいただきました。普段お参りの際に最も多く用いる正信偈ですが、あらためてその中身についてお聞きになられた方も多かったのではないでしょうか。また唱え方でも、ノムや淘など独特のキーポイントがございますので、その点については初めてお聞きになった方もいらっしゃたかと存じます。
念仏和讃では、普段のお参りの中では同朋奉讃の方式をとってしまうことが多いですので、三淘方式はあまり触れることがありません。そうした中、時間をかけて、ゆっくりと三淘の唱え方を教えていただきました。淘で難しいのは節譜(下の資料参照)です。似たような節譜でありながら、異なる音程だったり、付点の入れ方だったり、こぶしの入れ方だったり、慣れるまでは少々厄介です。また六首の和讃を入れた念仏が、初重、二重、三重と、段々音程をあげていきます(調が上がっていく)ので、広い音域が要求されて、なかなか対応が難しいかもしれません。それでも少し慣れて、皆さんと一緒に思いっきり声を出すと(三重での高い音域は、少々絶叫系ですが)、高揚感もあって、わりと気持ちが良くなります。先日の講習会では、思いっきり声を出すところまでにはなりませんでしたが、それでも普段とは異なる環境の中で時間を過ごすと、少しだけですがストレスからも解放されるのではないでしょうか。私的には合唱をしたり(現在来年に向けて、第九第4楽章の練習に参加しています)、友人とカラオケをしたりするのと似た高揚感が得られますので、三淘を唱えるのは嫌いではありません。是非皆さんも気持ちよく三淘を唱えられるよう、一緒に声明練習をしませんか?…実は、教師検定試験の「声明作法」の実技試験には、この念仏和讃・回向の三淘も課題として出題されています。前回8月の検定では、この和讃及び回向の三淘がうまくいかなかったような気がしています。3月のリベンジに向けて、私も練習が必要です。

